鴨とたわむれている、左の写真は、京都福知山で合鴨農法を営んでいる山下晴生さん。
彼との出会いから、虹の和の「農業再生プロジェクト」はスタートしました。
もともと、愛知県出身の山下さん。
福知山で食べたお米のおしいさに感動し、2012年に米作りを開始しました。
この地域であいがも農法を営む農家さんと出会い、手とリ足とり教わりながら、10aの田で無農薬、無施肥のお米をつくりました。が、そこで取れたお米は300kg。通常の農法でつくる量の50~70%程しかとれません。
しかし、無農薬・無化学肥料でつくるお米は安心・安全だけでなく、食味が上がることを知った山下さんは、無農薬、無施肥のお米「京のきせき」と共に、さらに高みに近づけたいとの気持ちを込めて、あいがもたちが育てたお米に「京の極」と名付けました。
至高 のお米と、生産量の問題。
あいがもたちが育てる至高のお米「京の極」。
簡単に言えば、あいがもを田に放し、田を泳がせ、水をかく拌させ、にごらせて、雑草の発芽を抑制する。
そして、あいがもの排泄物を肥料にする、ということになります。
これで農薬、化学肥料は不使用ということになります。
さらに、施肥しないので、余分な窒素分が田に入らないため、
お米の食味が上がります。
その反面、施肥しないので収量は大きく下がります。
慣行農法の、50~70%ほどの収量しかないため、どうしても割高になってしまうという難点があります。
栄養価が高くて安全で美味しいお米ですが、生産者が少ないために、生産量も少なく、多くの人に届けられない、というのが今の現状であります。
虹の和では、まずは人手の必要な時期に合わせて、イベント等を企画すること
また、本格的に農業をやってみたいとう方と、地域との懸け橋になっていきたいと考えております。
2013年11月27日、虹の和メンバーで山下さんのところへ、農業体験をしに行ってきました。
その時の様子です。
農業体験についてこちらに記事も掲載していただきました。ぜひご覧ください。
2014年冬号
「自然栽培のお野菜を食べてみよう♪育ててみよう♪身近に感じてみよう!」